2012/12/03

11月の読書

ちょっと停滞気味?

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1911ページ
ナイス数:26ナイス

地層捜査地層捜査感想
なんというか、地味であった。。主人公にも華がない。またシリーズものを途中から読んじゃったのかと思ったんだけどそうではなかったようだ。
読了日:11月3日 著者:佐々木 譲



「老けない体」は股関節で決まる!「老けない体」は股関節で決まる!感想
股関節脱臼あり、妊娠出産育児あり(しかも巨大赤子)のわたくしの股関節は爆弾を抱えているのかもしれないよ。でももうちょっと上の年齢層の人がターゲットな気がした。グッド歩行頑張ろう。
読了日:11月20日 著者:石部基実


歌うクジラ 上歌うクジラ 上感想
面白いなあ。不思議の国のアリスみたいなナウシカみたいな萩尾望都のSFみたいな。結構苦手な作家さんな気がしてたけど読んだら引き込まれた。言語や会話の実験的な表現がちょっと読むスピードを落とすけど、程良くフォローされてていい感じ。作中の表現が読むだけに伝染してなんだか言葉へおかしくなるわけだに面白いのであるだろうから下巻も早速読むだろうそうだろう。
読了日:11月24日 著者:村上 龍

歌うクジラ 下歌うクジラ 下感想
宇宙へ。そして明かされる「秘密」の正体。壮大で卑小な実験。けっこうどうでもよさそうだったサブロウさんやアンとの出会いをそれでも大切にしていたアキラ少年に希望を見出しつつ物語は幕。イスンが翔ぶことを祈る。割と凝った装丁なのに図書館から借りたのだと表紙が貼り付けられているので十分に楽しめないのが残念。
読了日:11月28日 著者:村上 龍

夜鳴きめし屋夜鳴きめし屋感想
なんだろう…体調が悪いときに読んだせいか料理がさほど美味しそうに感じられなかったヨ(´;ω;`)お腹空くだろうなって期待して読んだのになあ。最初の何編かは問題ばかりが起きてスッキリしなかったけど、最後には落ち着くとこに落ち着いたという感じで。前作は…機会があれば。
読了日:11月28日 著者:宇江佐 真理

巷説 天保水滸伝巷説 天保水滸伝感想
面白かった。『天保水滸伝』を全く知らなかったので、いきなり地名や人名が出てきてなんのこっちゃという感じだったけど、本編(?)に入ってからは全く問題なし。物語に引き込まれました。侠客の世界というのはなかなか想像力が追いつかないところがあるのだけど、悲劇へ向かっていく、そしてそれがどうしようもない、諦観というか肚の括り方というか、理解できない美学に基づいて生きる男たちの世界が清々しい。実際、あんな留の野郎の口車に乗っちゃう繁蔵親分とかマジバッカじゃないのと思うけどもさ(;´∀`)
読了日:11月30日 著者:山口 瞳

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