2012/08/29

7月の読書

7月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3838ページ
ナイス数:39ナイス

ライラエル―氷の迷宮 (古王国記)ライラエル―氷の迷宮 (古王国記)
むはー! まさかの続きは次作で! 一緒に借りればよかった。。1作目よりも面白かった。固定観念にとらわれて自らの価値に気がつかない少女ライラエル。アンセルスティエールではできるハンサム、自国ではいじいじネガネガの王子サム。いいですね。若さですね。思春期ですね。実際読んでいてイライラしたりもするんですがどうも物語に惹きこまれます。前作でもおもったけど訳がすごくいいなぁ。
読了日:07月06日 著者:ガース・ニクス

発明マニア (文春文庫)発明マニア (文春文庫)
アメリカ(ブッシュ政権)と自民党(小泉政権)に憤りすぎて、どうしても政治批判をせずにはいられない米原さん。政治色のない回のほうが面白いのであります。こういうアイディアを体いっぱいにつめこんでいたんだなぁ、とその人柄を偲ぶよすがに。
読了日:07月13日 著者:米原 万里

田村はまだか (光文社文庫)田村はまだか (光文社文庫)
人生の機微。中年青春物語。田村は最後まで登場しない方が味わいがあって良かったんだと思う。
読了日:07月14日 著者:朝倉 かすみ

静かな黄昏の国静かな黄昏の国
うすら怖い。気が滅入る。表題作がいちばん面白くはあった。なんかどこかで読んだことがあるような展開が読めてしまうようなありがちなおはなしではなかったでしょうか。
読了日:07月18日 著者:篠田 節子

有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)
矢一郎素敵、矢二郎格好いい、矢三郎惚れた、矢四郎かわゆい、狸萌え~。もうなんかねほんとにむやみに面白くって困っちゃいますよ登美彦氏~。
読了日:07月19日 著者:森見 登美彦


人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法
あー片付けって精神論なんだなぁ。わたしはそこまで片付かなくても平気だと思うんだけれども一度「祭り」をやってみるのも面白そうだ。ときめくものが一つもなかったらどうしよう・・・。
読了日:07月20日 著者:近藤 麻理恵

浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側 (朝日新書)浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側 (朝日新書)
おお、なんで真央ちゃんが負けちゃったのかモヤモヤしてた部分がすっきり。真央ちゃんとヨナ、プルシェンコとライサチェク、あのオリンピックではほんとなんでそういう点数になるのかわからなかったけど、この本を読むとフィギュアスケートの観方が分かる。奥が深いですなぁ。
読了日:07月23日 著者:生島 淳

アブホーセン―聖賢の絆 (古王国記)アブホーセン―聖賢の絆 (古王国記)
おもしろかったー! と手放しで叫んだ読了後。物語にぐいぐい惹き込まれる。この圧倒的な魅力はなんなんだ。ライラエルイケメンすぎる。犬がほんといい味出してます。続きも読みたいよ~。おお、外伝と短編集があるのか! 早く邦訳してください!
読了日:07月26日 著者:ガース ニクス

あやしうらめしあなかなしあやしうらめしあなかなし
怪談なんだそうですが怪談というよりは幻想譚? 浅田次郎というか赤江瀑みたいなテイスト。兵隊さんの話がよかった。最初と最後は同じ人のお話なのね。
読了日:07月29日 著者:浅田 次郎

尼さんはつらいよ (新潮新書)尼さんはつらいよ (新潮新書)
仏女(っていうのがあるのね)向け(?)なのか、ある程度仏教の知識がないと分からない言葉とかよく出てくる。今の尼事情ってこうなっているのね。単純に読み物として面白かった。尼になろうなんていっかいも心に浮かんだことすらないけど。
読了日:07月31日 著者:勝本 華蓮

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