2010/07/30

出産の記 その3

5月28日 陣痛室・後編

再び耐える。
事前に陣痛についてはひととおりお勉強してきたわたし。
ここでその成果を見せるんだ!

「色々動いて楽な姿勢を探すといい」
一度横を向いてみたら痛くてしょうがなかったのでその後動く勇気なし。
ずっとベッドに仰向けで、柵に縛ってあるヒモを握っておりました;

「腰をマッサージしてもらうといい」
母がいたけど、なぜか遠慮して言い出せず。。
しかもずっと仰向けだったからのう。。

「とにかく呼吸」
これだけはがんばった。
フー、フー、と長く吐く。
口が乾くので、リップクリームがお役立ちでした。

母は、「アタシのときはハッ、ハッて短い呼吸だった。呼吸が短くないからまだまだだなーって思ってた」と。ずっと痛かったんじゃい!

もうほぼぐだぐだです;;

たぶんこの辺で2~3分おきくらい?
いきみたくなったら呼んでね、とのこと。
ま、まだ次のステップがあるんですかい・・・。

また耐えること1時間くらい。
先生登場で内診。子宮口8センチ。うぉお、まだ8センチなのかー;;
いきみたくなったらヒッ、ヒッ、フーね。とのアドバイス。
先生退場後、助産師さんに
「ヒッ、ヒッ、フーはヒッ(吐く)、(吸う)ヒッ(吐く)、(吸う)フー(吐く)でいいですか?」
と質問。
「そうねー、でもやりやすい呼吸でいいからね。」と。
そして「冷静だねー」と褒められる。
イヤ全然冷静じゃないです。。

そしてまた泣きそうになりながら耐える。
この頃はもう、痛いというより、いきみたいのを我慢するのがツライ。
下痢をこらえる感じが近いか・・・?
ほとんど1分痛くて1分休んでという感じになってくる。
この1分でウトウトできるのがすごいよね。

母が寝ている姿を目にしつつ、あー夜中に入院で申し訳なかったなー、としんみり。

5時半過ぎ、先生登場。後光が差して見えたw
先生、分娩が、したいです。。
内診して、「あー全開だねー。でも赤ちゃん下がってきてないなー」
え、どういうこと。全開なったら産めるんじゃないの?
「もうちょっとここで頑張れる?」
「ハイ」
ってハイじゃねぇ! もうつらいっつの!
しかし先生退場;

そして6時を迎える頃にはもう限界。
ナースコールするがしばらく沈黙されたため押しまくる。はよ来いやぁ! みたいな。

「もう無理! サポシ!」とは言えず(小心者)。「もう限界です。。。」

というわけで先生を呼んで。
「まだ下がってないけど。うーん、大丈夫かなー」
ということでやっと分娩室へ!

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