2013/03/11

2月の読書

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1868ページ
ナイス数:46ナイス

蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA)蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA)感想
タイトルだけで手に取る本。どこまで本気なのか。はじめは、あー駄洒落飽きたなぁなぞと食傷気味であったものを、なんだか後半は面白くなってきちゃって困惑した。豚の駄洒落はちょっと秀逸とか思っちゃったり。りさちゃんは怒ってないのかしらw
読了日:2月3日 著者:田中 啓文

大正時代の身の上相談 (ちくま文庫)大正時代の身の上相談 (ちくま文庫)感想
相談者にも記者様にもコメントにも、アンタ何言ってんだとかウンウンわかるわ~とかご説ご尤もとかいやいやそれは違うでしょとか、楽しみました。大正時代、そんな遠くないやね。何より解説がいちばん言いたいこと言ってくれた。
読了日:2月4日 著者:

美華(ミーハー)物語 (角川文庫)美華(ミーハー)物語 (角川文庫)感想
古き良き(?)ミーハーたちの物語。さらっと読みます。
読了日:2月20日 著者:林 真理子


魔利のひとりごと (ちくま文庫)魔利のひとりごと (ちくま文庫)感想
感性が鋭くて文学的素養があって美意識が高くて熱狂的仏蘭西かぶれの可愛いお婆さんの茉莉さんが素敵です。沐浴のくだりなんかほわっと薫る湯気だとか柔らかい湯だとか子どもの肌だとかが目前に現れるよう。なんだか和みました。
読了日:2月22日 著者:森 茉莉,佐野 洋子

時計じかけの東京探険時計じかけの東京探険感想
昭和の残照。経済華やかなりし頃の東京。今より大らかで無駄も不正も多くてでもだから余裕もあった時代。特別に何の感慨もなし。
読了日:2月22日 著者:枝川 公一


文藝百物語文藝百物語感想
寒いけど怪談! 短くてもすぅっと背筋が寒くなるような、そして説明的でなく余韻を残すようなのが、良質でこわぁい怪談であるなと感じました。植物にまつわる可憐な話には和んだ。しかし百物語の実践って体力いるなぁと。現場はさぞかしうすら怖くておもちろかったろう。
読了日:2月23日 著者:井上 雅彦,田中 文雄,森 真沙子,加門 七海,菊地 秀行,篠田 節子,霜島 ケイ,竹内 義和

昭和の皇室をゆるがせた女性たち昭和の皇室をゆるがせた女性たち感想
皇室ネタ好きなんだよな。だけど宮家について知識が乏しくて縁戚関係とか理解に時間がかかった。あと「あたら皇女が…」的な感情も違和感あり。義憤にかられて暴露した門跡の素性は、当の門跡にとっては迷惑だっただけなのじゃないか。ジャーナリストの自己満足。現皇后美智子さまのの困難、苦労がいたわしい。
読了日:2月26日 著者:河原 敏明

読書メーター

0 件のコメント:

コメントを投稿