2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2120ページ
ナイス数:49ナイス
されど修羅ゆく君はの感想
ハートフルハードボイルド。テレビドラマ映えするキャラクターと展開と台詞回し。阪本はぜひ堺雅人さんで。事件は陳腐で、阪本含め関係者たちの情けなさが残念無念。でも探偵たちが素敵に可愛くて姫子が生意気で大胆で、そしてとにかくウネ子さんがカッコイイのです。
読了日:12月5日 著者:打海 文三
戸村飯店青春100連発の感想
飄々と要領よく生きているように見えて孤独を抱え自分探しに出る兄。単純明快明朗快活悩みなんかなさそうに見えて繊細で臆病なところもある弟。彼らを取り巻く人たち。青春、というかひととひととのふれあいの妙というかあたたかさというか。兄も弟も、頼りなさげながらもそれぞれの道を見出せたようで良かった。
読了日:12月8日 著者:瀬尾 まいこ
窓口職員奮闘記 苦情こそ我が人生の感想
なんだこれ思い出帳? 内容はふむふむなるほどで割と面白かったけど文章が推敲されてなさすぎる。つかこれも「お役所言葉」? どんな仕事でも、対人間となるとたいへんですよな。
読了日:12月9日 著者:関名 ひろい
孤宿の人 上の感想
ぬう。なんだか遣り切れない展開である。ほうの無垢さが救い。
読了日:12月11日 著者:宮部 みゆき
孤宿の人 下の感想
大儀とか名誉とか謀略とか、そんなかたちのないもののために、人が簡単に死にすぎる・・・。加賀さまの最後の日々が、ほうとの交流ですこしでもあたたかなものになってよかった。クライマックスに向かっての盛り上がりがすごい。哀しいけどさっぱりとしたラスト。幾分予定調和な部分もあるけどひさびさに泣いた。
読了日:12月12日 著者:宮部 みゆき
ナインの感想
9人のジンルイの、それぞれのドラマ。それぞれの奇跡。楽しかった。魔法じゃなくて良かった。けど野球以外の部分ももっとボリュームがあっても良かった。つか読みたい。
読了日:12月23日 著者:川上 健一
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