2012/05/05

4月の読書

4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2363ページ
ナイス数:41ナイス

おしゃれの練習帖  理論派スタイリストが伝授おしゃれの練習帖  理論派スタイリストが伝授
活かせるかどうかは未知数だけどためになった。お母さん可愛いって言ってもらえるようにおしゃれ頑張りたい。
読了日:04月01日 著者:大草 直子


森見登美彦の京都ぐるぐる案内森見登美彦の京都ぐるぐる案内
モリミーテイストで送るそこはかとない異界・京都案内。偏っているところがいいよね。ハイライト懐かしいな。大盛をたいらげたお前にちょっとひいたわ、という夫の昔話。
読了日:04月01日 著者:森見 登美彦

鬼の橋 (福音館創作童話シリーズ)鬼の橋 (福音館創作童話シリーズ)
これはいい児童文学。ヘンにライトでなく、スポイルされてもいなく、なんか子どもがおとなになっていくときの葛藤みたいなものを、人間のどろどろした部分を含めてちゃんと描いてある。小野篁という人は偉丈夫であの世とこの世の両方で高級官吏をしていて謎めいていてしかも小野小町の先祖かもということできっと美男に違いなくてとても魅力的な人。作者もそんな篁に惹かれてこの物語を編み出したそうです。少年篁はしかし悩み方もふっきりかたもいまひとつ分かりにくいそのへんの普通のこどもでございました。続編も楽しみですよ。
読了日:04月05日 著者:伊藤 遊

えんの松原 (創作童話シリーズ)えんの松原 (創作童話シリーズ)
あれ、篁のたの字もない。てっきり連作だと思っておりました。前作よりもこなれてはいるけどなんだかありきたりのビルドゥングスロマンになってしまったなぁ。それでも面白いしキャラクターも魅力的なのだけれど。伴内侍とかこういう老女になりたいのう。
読了日:04月09日 著者:伊藤 遊

サブリエル―冥界の扉 (古王国記)サブリエル―冥界の扉 (古王国記)
ほとんど説明的な文章なしに全くの異世界について読者に分からせるこの筆力。感心。サブリエルの担う生があまりに重くて胸にズシリとのしかかる。大円団というわけでもないラスト。気分は暗いけど面白かった。どうしようか迷ったけどたぶんシリーズ読み進める。
読了日:04月10日 著者:ガース ニクス

かわいそうだね?かわいそうだね?
初綿矢りさ。なかなか面白かった。「かわいそうだね?」スカッとするようなもやっとするようなラスト。彼氏も元カノも主人公もぐだぐだで困った。特に元カノ、30にもなってなにそのメール。。しかし、じゅりえ、ないだろ。。。と思っていたが、お母さんの大阪弁を聞いて(読んで、か)、あー、あるかもな、とヘンに納得してしまったし。「亜美ちゃんは美人」いいねぇ。どろっとしたところがリアルで。楽しみました。
読了日:04月14日 著者:綿矢 りさ

コンニャク屋漂流記コンニャク屋漂流記
いわゆる「我が家のルーツ」なんて自己満足の内輪ウケの、、と思っていたのになぜにこのように面白いのか。わたしも過去にキモチが向く気質なのでもともと好きっちゃ好きなんだけど、やはりコンニャク屋の面々が気持ちよくていいひとたち。その割に作者は工場閉鎖のときのエピソードなど、自分勝手で空気読まなくて頑固で困ったやつ、という感じなのですが。でもそういうある種の意固地さがないとこういう調べものは続かないよねぇ。
読了日:04月21日 著者:星野 博美

人質の朗読会人質の朗読会
これらの物語を語った人たちはもういない。その背景を知っているからなお、ある種の穏やかささえにじみ出るひとりひとりの物語に読者は惹き込まれずにはおられない。「B談話室」これなんか以前に読んだことがあるような気がしてならないんだけど連載中のを読んだのかしら・・? 好きなお話でした。
読了日:04月22日 著者:小川 洋子

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2 件のコメント:

  1. ブロンデール2012/05/08 9:11:00

    すごい読書家だねー!Σ(・ω・ノ)ノ
    いつも感心しています。
    読まねばと思って本を借りてきても・・・
    寝ちゃったり、ゲームしたり・・・
    読まないまま図書館へ返す日々(´・ω・`)
    だめだこりゃ

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  2. 読書家と言うほど立派な感じではないんだけど、まぁ本は好きw
    堅い本は読まないけど。娯楽ですねw

    でもわたしもよく寝ちゃったりゲームしちゃってるよw
    ゲームはダメだね。すぐ手がでちゃう(´・ω・`)

    最近は添い寝してるとき本読んでてもユリが怒らないのでけっこうはかどるようになりました。

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