2011/05/01

4月の読書

読書量回復。

4月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3980ページ

GOTH―リストカット事件GOTH―リストカット事件
猟奇ホラーでありながらミステリ。叙述トリックどっぷり。内容的にはこの時期に読むには非常に不適切で気が滅入ったけれども素晴らしい掌編集であったと思う。
読了日:04月01日 著者:乙一


虫姫―御書物同心日記虫姫―御書物同心日記
シリーズ前作を読んだっけか読まなかったっけか。。角一郎の会話が女子高生みたいに唐突で面白い。なんかこう、ミステリチックな展開を期待して深読みしすぎちゃったりしてちょっと疲れた^^;
読了日:04月05日 著者:出久根 達郎

極北クレイマー 上 (朝日文庫)極北クレイマー 上 (朝日文庫)
我が故郷の市民病院を彷彿させる。相変わらずテンポ良くて大仰な会話が心地よい。姫宮の破壊力がすごすぎて後半一気読みですよ。一瞬でいなくなっちゃったけど相変わらず強烈なインパクト。
読了日:04月06日 著者:海堂 尊

極北クレイマー 下 (朝日文庫)極北クレイマー 下 (朝日文庫)
あれ、これで終わりなんすか。なんかこういう、最後に一気に詰め込んで消化不良に終わる感じは覚えがある・・・。とりあえず他作品とのリンクを楽しむシリーズですよな。
読了日:04月08日 著者:海堂 尊

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)
読む本が枯渇したので先月旦那が置いていったこれに手を伸ばしてしまいました。そもそも館シリーズ全部読んでたっけか・・・。綾辻さん盛ってますなぁ、ペガサス盛り、という感想。あとはご夫婦で「うらど」かぁ、とニヤリとしたりw
読了日:04月18日 著者:綾辻 行人

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
どんなもんかと試し読み。おぉ、面白いじゃないの。江戸時代人たちの人情にホロリ、うまそうな料理にゴクリ。夜中に読むものじゃないね、お腹グーグー鳴りまくり。早速続刊購入してきました。
読了日:04月19日 著者:高田 郁

将軍の料理番―包丁人侍事件帖 (学研M文庫)将軍の料理番―包丁人侍事件帖 (学研M文庫)
みをつくしシリーズの隣にあったのでこちらも試し読み。全く同時代で登場人物もかぶってたり。内容はおじさん向けですな。父に勧めてみよう。惣介がこうなんとも普通のおっさんでいいなぁ。
読了日:04月22日 著者:小早川 涼

花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖
話の展開的には予定調和というか先が読めるというかなんだけども料理のうまそうな様子とか人情とかが非常に読ませてくれる。2巻になって澪の料理にブレがなくなって頼もしいですな。太一の麻疹ではほんとうに泣いた。
読了日:04月23日 著者:高田 郁

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
雲外蒼天のその雲の、すぐに散じるのもあり厚く垂れ込めるのもあり、実に次々と澪の前に行く手に湧き起こる。今は雲に覆われたその向こうに晴れやかに広がる蒼天を信じて、駒つなぎのごとくけなげにまっすぐと立つ澪のひたむきさに胸打たれるよ。
読了日:04月24日 著者:高田 郁

今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
澪が苦難の連続ながらも周囲の人情に助けられてなんとかそれを乗り越えていくのは、人に恵まれているというのもあるだろうけど、澪の一途さがみなを巻き込んでいくからだ、と思う。さらなる艱難辛苦をかぶりそうな予感だけど、また頑張って欲しいよ。太一がらみの話はいつもぐっと心に迫る。伊佐三もおりょうも辛いだろうけど、大好きな両親にそんな思いをさせなきゃいけない太一の辛さを思うと涙が出ます。
読了日:04月25日 著者:高田 郁

小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
若旦那~!! なんというニアミス。ご寮さんもしなやかでつよい人です。早く再会できますように。小野寺様の華麗なる一日、楽しいスピンオフですな。なんだよなんだよ、相惚れじゃないかよ、もうなんでもいいからくっついちまえ!
読了日:04月26日 著者:高田 郁

仏果を得ず仏果を得ず
文楽を見たくなるんだからスゴイ。なんかこう、ひとつの道に邁進してる人間の姿って、常識とははずれるかもしれないけど美しいよね。ミラちゃんみたいな娘が欲しいなぁ。
読了日:04月27日 著者:三浦 しをん

なぜ絵版師に頼まなかったのか (光文社文庫)なぜ絵版師に頼まなかったのか (光文社文庫)
あんまりミステリって感じじゃない。消化不良な感じの結び。短編だからかしら? 明治を彩ったお雇い外国人たちの錚々たる顔ぶれにニマニマしつつ読むってところか。続編があってもいい感じだけど作者亡くなってはるんですね。。
読了日:04月29日 著者:北森 鴻

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