2010/10/01

9月の読書

図書館快調。

9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3908ページ

エンガッツィオ司令塔エンガッツィオ司令塔
ほ、ほんとにエンガチョだった。。気持ち悪くなっちゃった。「乖離」と七福神のいろいろが面白かったね。
読了日:09月29日 著者:筒井 康隆


龍宮 (文春文庫)龍宮 (文春文庫)
ねっとりとした情念がそれでも淡々と語られる。じとっとしてぬるっとした手触りのお話。「北斎」が味があって好きだなぁ。読んでるとぐにゃぐにゃしてくるよ。
読了日:09月27日 著者:川上 弘美


別冊 図書館戦争〈2〉別冊 図書館戦争〈2〉
緒形副隊長の話は読みたかったので嬉しい。あとはまぁ胸くその悪さとか拭えない嫌悪感とかはとりあえずおいといて、夫婦っていいよね! 自分に素直になった柴崎はやっぱりかっこよくてそして可愛い! ところで「数え」の使い方が誤ってると思うんだけどどうなの?
読了日:09月25日 著者:有川 浩

闇の女王にささげる歌闇の女王にささげる歌
児童書のコーナーにあったわけだがなかなかヘビィですぞ。戦争の悲哀とか歴史の渦に巻き込まれてどうしようもなく追い詰められていく人たちの哀切とか。ケルトの人々からすれば聖戦、ローマからすればただの叛乱。だから哀しい。
読了日:09月24日 著者:ローズマリー サトクリフ

ザ・万遊記ザ・万遊記
楽しいエッセイでした。佐々木蔵之助さんの隣に座るとか羨ましすぎたり、モリミーの回は筆致がモリミーっぽくてニヤリとしたり、同じ時期に同じ本を読んでたことにちょっと満足したり。これに触発されて「建もの探訪」を見んと、だいたいこれくらいだろ、と、日曜の朝7時に起きてみたらなんと放送は5時からとか! リアルでは見られませぬ。
読了日:09月20日 著者:万城目 学

別冊 図書館戦争〈1〉別冊 図書館戦争〈1〉
一、の時点で胸やけがして、しまいにゃ胃もたれか、最悪リバースかも。。と臍を固めていたならば、なんと二、でけろりと慣れちゃった。自分の順応性が怖い。んもうどんだけ甘酸っぱければ気が済むの! って話ですわ。脱がされる郁が可愛かったです。いや、脱がす堂上のが可愛いか?
読了日:09月16日 著者:有川 浩

持衰持衰
上代ロマン短編集。「常世へ」が良かったかな。神に背いてでも現世の青春を謳歌したい息子と、神に従い最後の安息を得る父。なかなかスリリングでした。『日輪の神女』より文章も多少すっきりしたかな? という感じ。
読了日:09月15日 著者:篠崎 紘一

風の墓碑銘風の墓碑銘
久々の音道滝沢コンビ。滝沢が音道を気遣うのに対して音道は滝沢を生理的に好かないとかカワイソス(´・ω・) まぁ確かにデリカシーに欠ける。残り僅かなページにてさっくりさくさくと解決編。まあ謎解きものじゃないものね。。
読了日:09月14日 著者:乃南 アサ

ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)
この海堂尊がスゴイ! なんてパワフルな人なんでしょ。海堂作品は台詞が大仰で芝居がかっててかっこいいよねぇ。なんか俳優陣に違和感があって見てないバチスタの映画とドラマだけどどっちも見たくなっちゃった。
読了日:09月12日 著者:海堂 尊

日輪(ひ)の神女(かむめ)日輪(ひ)の神女(かむめ)
邪馬台ロマン。上代語と現代語が入り混じっているせいか読みにくかった。卑弥呼、台与関連は、シャーマン、女王、国家の黎明といった要素と、史料が少ないのがあいまって、想像の翼を奔放に羽ばたかせて物語ができるね。当時の風俗慣習などの叙述も詳しく、真面目な上代ファンタジーでした。
読了日:09月11日 著者:篠崎 紘一

まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地
岡夫妻がいいなぁ。多田便利軒の日常を切り取った掌編集。あ、星の日常も。星は清海とカップルでないと好きでないな。やっぱり。そして娘に「美蘭」(みらん、じゃないのよ、びらん、よ!)と名づける親には絶対になりたくないぞ! 多田の恋の行方も気になるのですが続編出るのかな?
読了日:09月08日 著者:三浦 しをん

嗤う闇 (新潮エンターテインメント倶楽部)嗤う闇 (新潮エンターテインメント倶楽部)
滝沢さん久々の登場。でもちょっと、かなり可哀相・・・。幸せを夢見て自分をも欺き続ける哀しい女。その父親。切ないなあ。
読了日:09月06日 著者:乃南アサ


図書館革命図書館革命
いや~はっちゃけた。今回は手塚(弟)のかわいらしさにノックダウン。あと柴崎の肝が太すぎて脱帽! 検閲という忌まわしい行為がなぜ忌まわしいのか、一応表現の自由を保障されているらしい我々はちゃんと考えないといかんですね。大衆が頭を使って考えないと良化法みたいなことになっちゃうんじゃよ。
読了日:09月03日 著者:有川 浩

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